2009年 08月 31日
さくらが光に戻りました。ありがとうございました。
さくらパパです。
しばらくブログが更新できなくてごめんなさい。
実はちょっと悲しいお知らせがあります。
たくさんのサポートをいただいたさくらですが、
8月29日(土)、夜6時5分に光に戻りました。
私と家内に看取られて、とても穏やかな最後でした。
写真は2,3日前のものです。
まだ意識があって、元気でした。
でも一昨日の金曜日から大きな発作が起こるようになりました。
特に昨日土曜日の明け方の発作は、本当に大きくて、
養護学校時代に発作を見慣れている私たちでも、びっくりするような
強いものでした。
さくらはそれでも、それを乗り越えてくれたのですが、その後ぐったりとして
小さな発作が続きました。
でも皆さんのサポートのお陰で、その後落ち着いてきて、小康状態になりました。
この写真も数日前の元気なときのものです。
さくらには一昨日からずっと付き添っていました。
夜も殆ど眠らずに側にいました。
側にいてヒーリングをしてあげないと、さくらの発作が起こってしまうのです。
ちょっと気を抜いて眠ってしまったとき、さくらの発作で目が覚めました。
それからずっとヒーリングをしていたのですが、それでも発作は起こってしまいました。
でもそんなさくらが、穏やかになっていったのです。
皆さんのお陰と深く深く感謝しています。
穏やかになったさくらを囲んで、家内と楽しかった頃の話をたくさんしました。
一緒に行った旅行、たくさん歩いた桜並木、初めて湖で白鳥のボートにのったこと、
ペンションに一緒に泊まったこと、山中湖で雪の中、嬉しくてさくらが走りまわったことなど
笑顔でたくさんたくさん話しました。
そんな風に私と家内が仲良くしていることが、さくらは大好きでした。
その間に入って、一緒に楽しむことが、何よりもさくらの喜びでした。
だから私たちも笑って、色々な話をしました。
さくらは呼吸が苦しそうでしたが、でも静かに聞いていてくれたのだと思います。
そして6時頃、私がちょっと家内と交代したときに呼吸が弱くなり、そして私の方をそっと
見るように首を回しました。
家内に呼ばれて側に行くと、もうすぐ光に帰るのが感じられました。
さくら、さくらと呼ぶと、もう意識はないはずなのに、コクン、コクンと首を振ってくれました。
そして眠るように息を引き取りました。
穏やかな、本当に穏やかな最後でした.
さくらと出会えて、私たちは本当に幸せでした。
最後まで私たちに迷惑をかけまいと気を遣ってくれる子でした。
優しくて、天使のような純粋な魂を持っていてくれた子です。
さくらとの出会いにの人にかわいがってもらって、幸せなさくらでした。
私たちは、ある程度覚悟が出来ていましたので、さくらとの別れは、
思ったより辛くないと感じています。
でも、存在感の大きかったさくらが、部屋にいないとなると
寂しさは募ります。
思い出すしては、そっと涙するのでしょうね。
でも、多くの人がその悲しみを乗り越えてまた歩き出しています。
ですから、私たち夫婦もまた歩き始めます。
さくらは私たちの笑顔が大好きでしたから、これからもたくさん笑って
過ごしていきます。(もうたくさん笑っているのですよ)
うちにはもう一人、ひょうきん者のめいがいます。
今はめいの存在が私たち夫婦の笑顔の素です。
めいもさくらのことをじっと見ていました。
さくらが光に戻っても、じっと見つめていました。
きっと何かを感じてくれているのでしょうね。
めいにもたくさん我慢をさせましたから、これからは少したっぷりと
かわいがってあげようと思っています。
幸い明日は、今井先生ご夫妻のトリートメントの予定が入っていました。
さくらはまるでそれに行かせてくれるかのように、光に戻っていきました。
そういうさりげない気遣いが、やはりさくらなのです。
先生方のトリートメントで、たくさん癒していただいてきます。
家内も本当に頑張りましたから、明日はゆっくりとさせてあげたいと
思っています。
本当にたくさんのサポートをありがとうございました。
明日はちょっとアップできませんが、また少しずつ、
さくらの思いでもアップしていこうと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
by aroma-cosmos
| 2009-08-31 00:39